超貴重:八坂裕子20歳代の詩集『ポケットに雨』 セール

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極レア品です。エッセイストで大活躍の八坂裕子さんは、20歳代は詩人でした。詩人としての名声は、1971年、FM東京で始まった『ミュージック・イン・ジェントル』という番組でした。レーモン・ルフェーヴルやポール・モーリア等のイージー・リスニングの曲に合わせて、八坂裕子さんの詩を、あの偉大な声優:矢島正明さんが朗読する番組でした。番組は、サン・プルー楽団とダニエル・リカーリの『ふたりの天使』をバックに、『振り向いたら、今、あなたに聞こえるでしょう。遠ざかる今日の足音。ほら、明日の夢をたぐりながら、小さな小さなひとり言』で始まりました。大学生だった私は、毎日放送を聴き、テープに録音し続けました。数年間続いた番組を、欠かさず録音し続けました。それ以来、私は、録音を聴くと、八坂裕子さんの詩に勇気づけられました。今回出品詩集は、下記の”私のエピソード”で、八坂裕子さんが自費出版していた詩集です。是非、八坂裕子さんの詩を、味わってください。◆八坂裕子さんと“私とのエピソード”番組が気に入った私は、FM東京に、“大変身勝手な手紙”を出しました。『○月○日は私の誕生日なので、私が大好きなレーモン・ルフェーヴルの曲に合わせて、私のために、詩を朗読してください』と。わずか数日後、予想もしなかった返信はがきが届きました。『ごめんなさい!。その日は無理ですが、その日、番組の裏側で、そうしたがっている人間がいることだけは、感じ取ってくださいネ。』と。そして、『一遍の詩』が、書き添えられていました。--詩の題名 : そして、予感、、、 また、泣きたくなった。 また、嘘はつけなかった。 けれど、もう、泣いたりしない。 嘘をつこうとも思わない。 私には、私がいる。 私との約束がある。 そこには、いつでも、  空色の空がある。  悲しみのピリオドがある。  古いギターがある。  コインのペンダントがある。  レモンの樹がある。  気ままな風がある。  水平線の向こうがある。 私だけのボートがある。 私だけの道がある、 これからの時間がある。--2003年『八坂裕子さんと初めての再会』。“私とのエピソード”を覚えてくださいました。

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